こんにちは。院長の小島です。
一雨ごとに秋の深まりゆく昨今、いかがお過ごしでしょうか。
夏の疲れが出やすい時期ですので、
くれぐれもお体を大切になさってください。
さて、こちらはセラミックの⻭です。
セラミックは「美しく・丈夫で・歯との親和性の高い」素材 で、
装着すると本当の⻭と⾒分けがつかない位綺麗なので
前歯など口を開けたときに目立つ部分の治療におすすめです。
今回は、⻭の型取りをしてから
セラミックの⻭のかぶせ物が出来るまでの流れを
簡単にお伝えしたいと思います。
1.模型作り
まずは型取りした歯型に⽯膏を流し、
⻭の模型を作ります。
2.歯型のデータ化
次にその模型をレーザースキャナーで読み取り、
⻭型のデータをコンピューターに取り込みます。
3.土台(コーピング)の作製
データを微調整した後は、
機械が自動でセラミックのかぶせ物(セラミッククラウン) の
内側の土台(コーピング)を作製します。
4.セラミックの盛り付けと焼き付け
土台(コーピング)が出来上がったら、
⻭科技⼯⼠がセラミックを盛り付けて焼き付けます。
何層にも分けて盛り付けていくこの工程は
レイヤリングといい、非常に繊細な作業です。
正確な⾊を再現するために、
盛り付けと焼き付けを何度か繰り返します。
こうして患者さんの⻭の⾊や形にピッタリ合うように
仕上げていく様子はまさに職⼈技です。
5.仕上げ
最後は仕上げです。
数種類のバーで研磨し、さらにつやを出します。
その後、表⾯を綺麗な質感にするため、
低温の炉で⼀層だけ焼いて仕上げます。
以上がセラミックの歯のかぶせ物の作り方です。
いかがでしたでしょうか?
セラミックに限らず
⻭のかぶせものは全てオーダーメイドなので、
実は結構⼿間暇がかかっているんですよ。
⽇本ではまだまだ銀⻭を入れている方が多いですが、
保険でも銀⻭を使わない治療⽅法が
いろいろできてきています。
これからもみなさまのご希望をうかがった上で
最適な治療方法をご提案していきたいと考えております。
セラミックについても
気になった方はお気軽にご相談くださいね。
二村台交差点歯科
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