• 「何気ない習慣」が「歯並びを悪くする」?

    2022.12.02

    こんにちは。院長の小島です。
    日増しに寒さが身にしみる12月。
    「師走」ともいわれるように、
    年末年始の準備に追われている方が
    多い季節でもありますね。

    そうした忙しいときには、
    ついつい眉間にシワが寄ったり、
    貧乏ゆすりをしてしまったり、

    人に言われるまで気づかないような
    クセや習慣ができている方もいらっしゃいます。

    クセや習慣の多くは些細なものですが、
    実はそれらが繰り返されることで
    歯並びの良し悪しに影響してしまう
    ものもあります。

     

     

    ◆「爪を噛む」や「頬杖」は要注意

    では実際に、どのようなクセや習慣が
    歯並びに悪影響を及ぼすのでしょうか。

     

    たとえば、「爪を噛む」というクセ。
    爪を噛むと、前歯に対して、
    押したり引っ掛けたりするような
    「不自然な力」
    が加わります。

    これによって生じるのが
    「出っ歯」「すきっ歯」、
    前歯が噛みあわない「開咬(かいこう)」
    といった歯並びです。

     

    同じく「頬杖」も、あごに対して
    普段とは違う力が加えられるため、
    あごの形や歯並びが歪み、
    さらには顎関節症を引き起こしてしまう
    恐れ
    があります。

     

    ◆他にも「こんなこと」が悪影響に!?

    ・「歯ぎしり」や「食いしばり」
    ・唇を巻き込むように噛む、舐める
    ・お口ポカン(口呼吸)
    ・上の前歯に舌を押しつける

     

    特に近年は、
    長時間スマートフォンを見る方が多いので、
    そのときの姿勢に要注意です。

    スマートフォンの使用中は
    「猫背」になりやすいため、
    頭が身体より前に出やすくなります。

    すると、重心のバランスを取ろうとして
    下あごが後ろに引っ張られ、
    お口がポカンと開きがちになってしまいます。

     

    どれもちょっとしたことですが
    あごの形や歯並びに
    悪影響を及ぼす可能性があります。

     

    さらに、起きているときの習慣だけでなく
    寝ているときの状態もお口に影響します。

    たとえば、
    「横向き」「うつ伏せ」で寝てしまうと、
    並んだ歯に対して押しつぶす力が働くので
    こちらも注意が必要です。

     

     

    ◆自分で直せないクセは相談しよう

    今回ご紹介したような
    クセや習慣に心当たりがある方は、
    できるだけ「それらを行わない」または、
    「直す工夫」をしていくことが大切です。

     

    たとえば、周囲の人に
    「○○をしていたら教えて」と、
    お願いするのも方法のひとつです。

    また、机やパソコンといった
    目のつくところに
    「○○をしない」というメモを貼るなど、
    自分だけにわかる目印を作るのも
    おすすめです。

     

    しかし、なかには
    自分では改善することが難しい
    クセや習慣も存在します。

    対処法はさまざまですので、
    今回ご紹介したようなお口に悪影響のある
    クセや習慣にお悩みの際は、
    ご自身だけで解決しようとせずに、
    迷わず歯科医院にご相談してください。

     

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