• 歯ぐきに異常を感じたら…。3つのトラブルサイン

    2023.03.02

    こんにちは。院長の小島です。
    3月の中旬ごろになると全国的に桜が咲きはじめ、
    街なかに春の彩りを感じるようになりますね。

    皆さまの中には、卒業式や入学式といった
    新しい門出を迎える方もいらっしゃるかと思いますが、
    鮮やかな桜のように、素敵な思い出となることを
    祈っております。

    さて、桜といえばピンク色のイメージがありますが、
    品種によって淡いピンクから濃いピンクまで、
    少し違いがあります。

    私たちの歯ぐきも、健康なときには
    「薄いピンク色」をしていますが、
    なにか病気が潜んでいるときにはその色が変化します。

    そこで今回は、
    歯ぐきの「色」や「状態」からわかる、
    病気のサインをご紹介いたします。

     

     

    ◆サイン1『歯ぐきからの出血』

    歯みがきのたびに歯ぐきから出血する場合は、
    歯周病の可能性がとても高いです。

    歯周病とは、歯と歯ぐきの境目から
    細菌が内側に入り込み、 悪さをする病気。

    進行すると歯を支える骨を溶かし、
    いずれ歯が抜け落ちてしまいます。

     

     

    「最近、 歯みがきで出血するな…」と思ったら、
    歯科医院にご相談いただくことをお勧めいたします。

     

     

    ◆サイン2『歯ぐきの腫れ』

    歯ぐきが赤く腫れている場合も、
    歯周病の可能性があります。

    歯周病は
    『サイレントディジーズ(静かなる病気)』
    と呼ばれるほど、自覚症状が少ない病気です。

    そんな歯周病の数少ないサインのひとつが、
    先ほどの「出血」と、「歯ぐきの腫れ」です。

    毎日の歯みがきなどで
    こうしたサインをしっかり察知し、
    悪化する前に治療を開始すること
    とても大切です。

     

     

    ◆サイン3『歯ぐきから膿が出る』

    歯ぐきから膿(うみ)が出ている場合は、
    むし歯などをきっかけに、
    他の病気を引き起こしている可能性があります。

    むし歯を放置すると、
    いずれ神経が壊死してしまいます。

    すると、歯の根の先に膿が溜まって、
    表面の歯ぐきに「ぷっくりとした腫れ」が生じます。

    そして、たまった膿が行き場をなくすと
    歯ぐきから溢れてきてしまうのです。

     

    このような場合には歯ぐきの切開をして、
    根っこの治療や、
    溜まった膿を取り出す治療をしなくてはなりません。

    放っておくと、膿の袋を大きくしながら
    周りの骨を溶かしてしまう場合もあるので
    早めの治療が肝心です。

     

     

    歯ぐきはさまざまなサインを出して、
    その「異常」を教えてくれています。

    サインに気付いたら、
    すぐ当院にご相談ください。

    特に歯周病は、歯みがきの徹底
    歯石の除去をすることで改善が見込めます。

    ぜひ、私たちと一緒に
    健康的なピンク色の歯ぐきを目指しましょう!

     

     

    二村台交差点歯科
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