こんにちは。二村台交差点歯科の院長の小島です。

降りしきる蝉の声に、夏の盛りを感じる頃になりました。
今年の夏は特に暑いそうですから、水分補給をしっかりして体調管理を万全に過ごしていきましょうね。

さて、今回のテーマはデンタルフロスについてです。
補助器具と侮るなかれ、知れば使いたくなる、すごいヤツですよ。

普段、歯ブラシを使わない人はいないと思いますが、歯ブラシだけで丁寧にブラッシングしても、実はプラーク除去率は60%程度しかありません。
しかし、デンタルフロスを使うことで80%まで上がると言われています。

数字で見てもピンと来ないかもしれないので、以下にデンタルフロスを使うメリットをお伝えしますね。

歯ブラシでは届かない部位の汚れが取れる

歯に挟まった食べ物を取るだけじゃないんです。目に見えない汚れもからめ取れます。
フロスなら、歯肉の縁に隠れた歯面に届く!歯周病予防!
むし歯になりやすい歯と歯の間のケアができる!

口臭を減らせる

フロスでプラークを除去できると、使用したフロスを嗅いだとき悪臭がします。溜まっていた汚れがしっかり取れた証拠です!
使い続けていると、だんだん臭いは無くなっていきます。お口が綺麗に保てている証拠です!
毎日使っているのにいつも同じ部位が臭うなら、その部位に何か問題があるかもしれません。

むし歯や歯周病のセルフチェックができる

フロスがほつれたり切れたりする部位は、むし歯になっているかもしれません。
出血があれば、歯肉炎、歯周病かもしれません。

 

フロスは、歯の側面をこするように動かすのがポイントです。
歯肉を傷つけないよう、優しく動かしましょう。

そして、フロスは使い捨てです。
フロスには、持ち手の付いたタイプのものと、糸を指に巻き付けて使うタイプのものがあります。

これから使ってみようかなと思ってくださった方は、まずは1日1回寝る前に、持ち手が付いたタイプのものを試してみてくださいね!
お口の中がピカピカになって気持ちいいですよ~