• 出血はハグキからのSOS!

    2026.10.23

    こんにちは!二村台交差点歯科の院長の小島です。
    うだるような暑い夏もようやく終わり、朝の空気に爽秋の気配が感じられる頃となりました。
    世間では、風邪やインフルエンザが流行っているので、みなさま体調に気を付けてお過ごしくださいませ。
    🎃🍂🍠
    さて、今回のテーマは、歯茎からの出血についてです。
    「歯のクリーニングを受けたら、歯茎から血が出てビックリした」と不安になった経験はありませんか?
    結論からお伝えすると、クリーニング中の出血の多くは歯周病・歯肉炎による歯茎の炎症が原因です。
    歯茎が健康なら出血しませんが、炎症を起こした歯茎は毛細血管が増えて脆くなっており、器具が少し触れるだけで出血しやすい状態になっています。
    歯周病の進行と出血の関係
    歯周病が進行すると、歯茎の炎症が強くなり、出血量も増加します。

    歯周病の初期段階ではブラッシングや歯石取りの時の出血は少量ですが、中等度から重度の歯周病では日常的に血が出る、血の塊ができるなどの症状が現れます。

     

    歯石除去の処置で傷ついた…という出血ではない
    「クリーニングで歯茎を傷つけられたから出血したのでは?」と、多くの方が感じますが、歯茎が健康な人は歯石除去の処置を受けても痛みや出血が起こることはほとんどありません。

    しかし歯茎に炎症がある人は粘膜が弱っており、歯石を除去するときに炎症した歯茎に軽く触れるだけで自然に出血が起きてしまうのです。

     

    毎日おうちで歯磨きをする際に、たまに血が出ることはありませんか?
    それは、「汚れが溜まっていますよ」「炎症を起こしていますよ」と歯茎が助けを求めている合図なのです。
    歯肉炎や初期の歯周病が進行しているサインともいえます。
    つまり、血が出る部分は「しっかりと歯を磨く必要があります」という場所なのです。

    しかし、出血が怖くて歯ブラシでのブラッシングや歯医者さんでのクリーニングを避けていると、歯垢・歯石がさらに蓄積し、炎症がより悪化していきます。

     

    ブラッシング時や歯石取りの時に出る血は、歯茎の回復に向けた自然なプロセスです。
    痛みや腫れを伴う場合は早めの診断が重要ですが、一時的な出血は口腔内の健康回復の第一歩と考えられます。
    クリーニング時の出血は、歯石やプラークが除去される過程で起こり、施術後数分以内に止まることがほとんどです。(出血を促すことが治療になるわけではなく、根本的な原因である歯石やプラークの除去こそが重要です!)
    まずはしっかりと歯石やプラークを除去して、お口の汚れをリセットすることを目指しましょう!
    丁寧なブラッシングとクリーニングを続けることで炎症が落ち着き、出血が起きにくくなっていきます。
    歯石やプラークを溜め込まないように、丁寧な歯磨きと歯科医院での定期的なクリーニングを受ける習慣ができるといいですね!
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