こんにちは。豊明市の歯医者、二村台交差点歯科の院長の小島です。
今回も引き続き、歯磨剤のお話です。
市販の歯磨き粉には、ペースト、ジェル、液体のものがあり、そのうちペーストタイプとジェルタイプにフッ素が配合されています。
よく見かけるものはペーストタイプです。
ジェルタイプは、歯に密着しやすいので、細かい隙間まで行き渡りやすく、また、あまり泡立ちません。
使用後のゆすぎも少量の水か、中にはゆすがなくてよいものもあるので、まだ口がゆすげない小さなお子さんにも安心です。
しかし研磨剤が配合されていないため、歯の着色汚れが気になる人はペースト状の歯磨き剤を使うとよいでしょう。
フッ素の効果を上げるポイントは、15ml程度の水で1回だけゆすぐことです。
ゆすぎを最小限にすると、フッ素の成分を歯の表面に残すことができます。
歯磨き後は1〜2時間くらい飲食を控えることもお忘れなく!
口臭予防でおなじみのマウスウォッシュにも、フッ素配合のものがあります。
通常の歯磨き後に使えるので、口臭ケアをかねてご家庭でのケアにプラスしても効果的ですよ。