こんにちは!二村台交差点歯科の院長の小島です。
ポカポカとお天気のいい日が続きますね。5月は一年の中でも特に過ごしやすいので嬉しい限りです。
さて、今回のテーマは、学校の歯科健診についてです。
歯医者さんで診てもらったばかりなのになぜチェックマークが入っているの?と、思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
その理由として、学校歯科健診は、「1人あたりの時間がかなり短い」「見えにくい環境」「目で見てわかる範囲」「汚れが残っている状態で見る必要がある」などの特徴があり、精度にはどうしても限界があるためです。
そのため「虫歯の見落とし」や「虫歯でない歯を虫歯としてカウントしてしまう」ということも起こりえるのです。
学校歯科健診は、「ざっくりとふるいにかける検査」ですが、問題の早期発見ができ、歯科医院に通い慣れていない子どもたちにとっては貴重な機会です。
一方、歯科医院での定期検診は、「より精密な検査」で、専門的な診断や治療が受けられます。
どちらも大切な定期検診の機会であり、両方の検診を併用することで、より健康な歯と口腔の維持につながります。
今まであまり歯科医院に行ったことのないお子様はぜひ、歯科医院での定期的な検診のきっかけにしていただければ幸いです!